私が理学整体を受ける前に撮った写真です。
私の体は明らかに左に傾き、背骨もわん曲しています。「なんか体がおかしいな」と思った時は、もう痛みがひどい状態でした。
症状としては腰痛や足の慢性的な痛み、それと嘔吐です。この時はホントによく吐いていましたね。胃腸科で検査を受けてみましたが異常は見つかりませんでした。
今考えれば、こんな体をしていたので痛みや症状が出ても当たり前だとわかるのですが、当時は腰痛と原因もわからない体調不良に振り回されていたので、精神的にも肉体的にもほとほと疲れきっていました。食欲低下にもつながり、体重は58kgから51kgにまで減少していたのです。ちなみに私の身長は175㎝あります。
整形外科では「分離症」と診断され、痛み止めと湿布を処方されました。リハビリとして牽引も数回行いましたが、症状の改善は全くありませんでした。
分離症は背骨の一部が分離してしまうものなので、それをさらに分離させてしまうような牽引で良くなるはずもありませんよね。逆に悪化しなかっただけ良かったと考えるべきでしょうか。
下の写真は施術を受けた後の写真を比べたものです。
施術を受けた途端、「違う !」と思わず声が出たのを覚えています。まるで自分の体ではなくなったような不思議な感覚がありました。なぜか正坐がしやすくなっているし、立つのも歩くのも楽になっていました。
でも正直、痛みに関しては期待したほどは変わらなかったのです。ですから何かが違うとわかっていても、未だ半信半疑のような状態でした。しかし施術が終了して写真を渡され、自分の体の変化を見た時・・・私の迷いは一切なくなりました。
これに賭けてみよう!
これが私と理学整体との出会いでした。
その後、施術を重ねるうちに、いつの間にか痛みはなくなっていました。他の方は1回の施術で痛みがなくなったり、施術何回目で痛みがなくなったという話をされていたのですが、私の場合はいつの間にか気づいたら「あれ?痛くない?」という状態でした。嘔吐することもなくなり、食欲も戻って普通に走ったりすることも出来るようになりました。
あの時、理学整体と出会っていなければ私はどうなっていたのだろうと考えることもあります。しかし今はこうして腰痛を克服し、元気に理学整体師として頑張っているのですから、自分は運が良かった、幸せ者だと感じずにはいられません。