これがいわゆる「椎間板ヘルニア」です。 そしてこの飛び出た髄核が神経を圧迫することで痛み・シビレ・麻痺などの症状が起こるとされています。
答えはNO!です。
どれも血行をよくする、痛みを麻痺させる、筋肉を緩めることを目的としたもので、ヘルニアによる神経の圧迫を治す治療ではありません。病院での治療は、診断と治療法が全く合っていないのが現状だといえます。
ではヘルニアそのものに対しての治療法は何か?というとヘルニアを除去する「手術」だけということになります。痛みやシビレの原因とされるヘルニア自体をなくしてしまうのですから、当然症状は改善されるはずです・・・ が、改善しない話もよく耳にするのはなぜでしょうか?
全く痛みのない健常者の方でも3割の人にヘルニアが見つかるといわれていますが、中には75%の健常者に見つかったという報告もあるそうです。
「え!?」と思う人もいるかもしれませんが、ヘルニアがあっても痛みなど症状のない人はたくさんおり、このことは現代医学でも常識になっています。それでもMRIでヘルニアが確認されると診断は必ず「椎間板ヘルニア」となり、あたかも痛みの原因がヘルニアであるような一本調子の見方しかされません。
また大きなヘルニアが見つかっても症状は軽かったり、小さなヘルニアでも激痛があったりと、ヘルニアの程度と症状も一致しないことが多いようです。実際ヘルニアと痛み(症状)の関係は、見た目ではわからないのが現状です。
少なくとも手術での改善のなかった人は、ヘルニアが全く症状と無関係だったと言えます。 手術をしてもしなくても、5年後の改善率に差は無かったという報告もあり、手術が最後の手段というのにも疑問を感じます。
たとえ手術するしか方法はないと宣告されても、それは整形外科の中での話です。リスクのある手術を受ける前に民間療法も選択肢の一つと考えてほしいと思います。
*排尿・排便障害の症状がある場合は、緊急な手術が必要となることがあります
当整体院にお越しの患者さんの中でも、椎間板ヘルニアと診断された方はたくさんいらっしゃいます。手術を勧められた患者さんでも、整体で改善されています。
当たり前のことですが、整体でヘルニアを取り除くことは出来ません。 整形外科が言うように、ヘルニアが痛みの原因であるならば整体で良くなるはずもありませんよね?しかし現実はヘルニアそのものに改善が無くても、多くの場合症状は改善されるのです。
問題なのはヘルニアそのものではなく「何故ヘルニアになったのか」です。
そもそもヘルニアは勝手に飛び出たものではありません。椎間板に髄核(椎間板の中身)を押し出すような力が継続的にかかり、その結果として飛び出たものがヘルニアなのです。
ヘルニアを除去しても、椎間板にかかる負担が変わるわけではありません。椎間板にかかる負担は腰が変わらなければ取り除かれません。また腰にかかる負担は全身が変わらなければ取り除かれません。体が曲がってたりねじれていれば、それだけで体の働きは悪くなり何でもないことでも負担となります。 負担をかけ続けていることに気づかないことが多く、回復を遅らせたり再発させたりしてしまうものです。
当院の整体は全身を整えることで体が正しく働けるようにする調整法です。そうすることによって体の異常や負担も取り除かれ、症状の改善へと導くのです。
腰痛で整形外科に行っても、原因不明だとか、異常がない、中には気のせいだと言われた方も多いのではないでしょうか。
整形外科の言う異常なしというものは、レントゲンやMRIなど「画像上の見た目に問題がない」というだけのものです。少しでも骨の異常が見つかり、ヘルニア・狭窄症・すべり症などに当てはまればそれらの病名を付け、当てはまるものがなければ原因不明、異常なしと言うのです。
ですからもしそのように言われても不安になることはありません。そもそも病名がつけられても、それが痛みと関係しているとは限りません。
背骨を「木」と例えるなら全身は「森」になります。
整形外科では腰痛だったら「腰椎」という一部の「木」の部分しか見ていないと思われます。 しかし腰は腰椎だけを指すのではなく、その周りの筋肉全部も含めて腰になります。 腰痛があれば必ず腰椎に関係する筋肉にも異常が現れます。 なので腰が悪ければ「林」にあたる「腰」全体も見なければいけません。
さらに腰周りの筋肉も手足へとつながり、また背骨も骨盤から頭までつながっているため、体全体にも関係しています。 なので腰痛1つだけでも腰だけではなく「全身」である「森」も見る必要があり、整形外科のような視野の狭い見方では、原因がわからないということになるのです。
「木」を見て「森」を見る、「森」を見て「木」を見る、の両方を見る事が本当の診断ではないでしょうか。
顎関節症とは咀嚼筋(顎を動かす筋肉)の障害や顎関節の障害・変形などにより、 慢性的に「あごが痛い」「口が開きにくい」「口を開けると音が鳴る」などの症状がみられると診断がつくようです。
顎関節症は顎だけの問題ではありません。 ちょっと試してみてください。
まずわざと猫背の姿勢になってみましょう。
そして口をパクパクしてその感覚を覚えてください。
次に姿勢を正してから口をパクパクしてみましょう。それだけで口の開き具合と噛み締め具合の違いがわかると思います。
さらに猫背の姿勢から身体を右か左に傾けてみましょう。そしてさっきのように口をパクパクしてください。
完全に顎の動きがおかしくなり、噛んだ感覚もずれてしまうことに気が付くはずです。このような状態で顎を使い続ければ自覚症状がいつ出てもおかしくないと言えます。
顎関節症であれば顎だけではなく身体全体もおかしくなっていると考えるべきであり、また顎関節症の症状が出てなくても、もし猫背に加えて体が左右どちらかに曲がっていれば顎関節症になってもおかしくないとも言えるのです。
肩が凝ると揉んだり叩いたりしますよね。 凝ってる場所を揉まれると気持ちがいいし、楽になります。でも正直「肩こりがなくなった」という方はいますか? 楽になったはずなのに、しばらくするとまた揉んでしまう・・・なんてことはありませんか?
「運動不足やデスクワークだから仕方がないと諦めてる」
いいえ、それは違います!諦めてはいけません。
同じ条件でも、肩こりのない人はあなたの周りにも多くいませんか?
問題は運動不足やデスクワークではなく、体が重い頭をどのように支えているかなのです。 胴体が歪んでいれば当然頭の支え方もおかしくなり、首や肩に余計なストレスがかかってしまいます。
本当の肩こり解消は凝りをほぐすことではなく、重い頭を無理なく支えることのできる正常な体になることなんです。
慢性的に肩こりに悩む多くの人は、猫背になってます。猫背になると疲労しやすく、血行も悪くなります。 マッサージでいくら凝りをほぐしても猫背は決して治りません! だからまたすぐに凝ってしまうんです。 しかも肩や背中側をマッサージすると背中の筋肉は伸ばされるので余計に猫背になってしまうことも・・・。
またマッサージが物足りなくなってきた方は特に要注意です。
マメやペンダコを思いだして下さい。だんだん皮膚が厚くなり、硬くなりますよね。 それは刺激から体を守るため防衛反応をとるからです。 肩こりも同じでマッサージを繰り返すと逆に硬くなります。 そうなるともっと強い刺激でないと満足できなくなってしまいます。
体が良くなれば薬の量が減るように、肩こりも良くなればマッサージも軽くて済むはずです。 なので物足りなくなってきたら悪化していて、悪循環を起こしている証拠です。
このように肩こりに良いと思っていたマッサージが、状況によっては悪化させる危険性もあるのです。
※内臓疾患からの肩こりもあるので注意して下さい
生理痛はあるのが当たり前と思って、諦めてる人がほとんどではないでしょうか。
100人が100人とも生理痛があるなら、女性は生理痛から逃れることができないものと言えますが、生理痛のない人もいます。 本当は生理痛がないのが普通であり、腹痛・腰痛・頭痛などの症状が出るなら、何かしら異常があるのだと考えなければいけません。
まずホルモンのアンバランスが挙げられると思いますが、ホルモンの通り道である血管も正常でなければいけません。 もちろん子宮・卵巣・卵管なども押しつぶされてたり、ねじれてたりすれば正常に働くことはできません。
どこかが正常に働くことが出来なくなればそれが異常となり、結果として症状となって現れます。人それぞれ体の壊れ方が異なるので、症状の出る場所・時期もさまざまです。
なので子宮・卵巣・血管・神経など体の中に納まる全ての器官が正しい位置・正しい形で正しく働くことができる環境(体)にしてあげることが、生理痛改善につながる第一歩となるでしょう。