治るために必要なこと、それは体を変えてあげることです。理学整体は体を芯から整え、「体を変える」ことをしています。
健康な体には、形状記憶合金のように、ゆがんだ体や壊れた体を正常な体に戻そうとする力が備わっています。 ところが体の酷使やストレスなどにより、肉体的・精神的負担が掛かり続けると、正常に戻ろうとする力が徐々に衰え、健康だった元の体に戻らなくなってきます。
これは体のために働いていた形状記憶合金が今までの記憶をリセットしてしまい、ゆがみのある悪い状態の体を新たに記憶してしまったからです。 そうなると治す力も弱まり、様々な病気になりやすくなるため、その結果として自覚症状が現れてくるのです。
揉んだり、温めたり、ストレッチしたりで感覚的にその時は楽になったとしても、悪い記憶がインプットされた形状記憶合金の体ではなかなか良くならず、症状の出やすい状態のままです。
「治る」には、悪い記憶を再リセットし、健康な良い状態を記憶させてあげなければいけません。 そのためには気持ち良さではなく、「体を変える」事を優先させるべきであり、それが「治る」近道なのです。