ツボ押しも体から考えると1つの刺激になります。安易なツボ押しには注意が必要です。ツボ押しを理学整体から紐解きます。
ツボ押しの健康法は誰でも自分自身で手軽に行え、書籍やテレビ、インターネットなど様々なもので紹介されております。
ツボは目に見えるわけではないので、「多分ここかな?」と痛い場所を探しながら行っているのではないかと思います。そんな曖昧なやり方でもツボ押しは「薬のような副作用の心配はなく安全」「単純にツボを刺激すれば体に良い」とは思ってはいないでしょうか。
当整体院の行っている理学整体は筋肉の調整であり、ツボとは一切関係のない療法ですので、ツボ押しのコツはわかりません。でもツボ押しで注意してもらいたいことがあります。 なぜかと言うとツボ押しが体をゆがませることがあるからです。
正確にはちょっと違いますので説明を加えます。
体の表面のほとんどは筋肉で覆われております。なのでツボ押しをするということは同時に筋肉も押すことを意味します。つまり目的がツボを刺激することでも、筋肉も刺激を受けているのです。
その筋肉への刺激は良い刺激にも悪い刺激にもなり、人によってそれぞれ違います。 良い刺激であれば体は整いますが、悪い刺激ならば体はゆがみます。個人差はありますが本人がそれに気づかないだけで本当のことです。
理学整体は一部の筋肉に軽い刺激を与えるだけでも全身を整える事のできる調整法です。 だからからこそ、このことは言いきれることなのです。 特にツボを探すためいたずらに筋肉を刺激することは、それだけ悪い刺激を入れてしまう可能性があるので注意してください。