ストレッチ・体操

不調のある体は必ずゆがんでいるので、伸び過ぎている筋肉や縮み過ぎている筋肉があります。そこで左右同じようにストレッチ・体操を行えば、縮んでいる筋肉を伸ばすだけでなく、伸び過ぎている筋肉をも更に伸ばしてしまうことになります。

特にストレッチは単に筋肉を伸ばすだけのものであり、筋肉のバランスを整えるものではありません。ただし縮み過ぎている筋肉だけを探してストレッチを行うことが出来るなら話は別ですが・・・。

また筋肉は急激に伸ばしたり強く伸ばしすぎると逆に縮む性質があるので、伸ばすつもりが逆に縮めてしまっていることもあります。その時は気持ち良くても、それは強い刺激により感覚的にごまかされただけで、後になって痛みが増してきたなんてこともありますので注意してください。

体操やストレッチはスポーツの時だけではなく、健康のためにとやっている人は多いでしょう。 しかしどこか体に痛みなどの不調がある時こそ注意が必要なのです。

ただ体操で体を動かせばいい、ストレッチで筋肉を伸ばせばいいというものではありません。 やり方次第で逆に体を壊すことがあることを知っておいてください。